北海道で雪を楽しむ どこへ行くか、いつ行くか

2026年9月18日

雪を見に行くなら北海道、と考える方は多いものの、実際には道路脇の雪を眺めて終わってしまうこともあります。滑れなくても雪の上で過ごせる場所は各地にあります。この記事では、どこへ行けるか、雪が最も深いのはいつか、何を用意すればよいかをまとめました。

雪が最も深いのはいつか

北海道の雪の季節は思われているより長く、月によって過ごし方が変わります。時期を選べるのであれば、冬というくくりではなく、何をしたいかで選ぶほうがうまくいきます。

時期雪の状態とできること
11月下旬から12月雪が降り始め、スキー場が順次営業を開始します。積雪はまだ多くありませんが、街には冬のイルミネーションがあり、盛りの時期より人も少なめです
1月から2月一年で最も雪が深く、粉雪の質も最もよい時期です。冬の祭りが集中し、旅行者も最も多くなります
3月雪は残っていますが締まってきて、市街地では融け始めます。寒さは和らぐため、ご年配の方やお子様連れに向いています

雪の量は年によって変わります。暖かい年は降り始めが遅く、積雪も少なくなります。ご予約の前に、行き先のスキー場が営業を始めているかご確認ください。各施設が営業期間を公式サイトで公表しています。

滑れなくても雪の上で過ごせる場所

本格的に滑るのではなく、雪に触れて、写真を撮り、お子様に遊ばせたいという方も多くいらっしゃいます。次の場所には、滑走コースとは分かれた雪遊びの区画があり、道具はその場で借りられます。

  • 札幌 手稲 札幌市内にあり、市街に滞在する場合は最も近い選択肢です。ソリ遊びの区画がコースと分かれており、ゲレンデから街と海が見渡せます
  • 札幌国際 雪質のよさで知られ、市街から遠くありません。日帰りに向いています
  • ルスツ ゲレンデ、屋内の遊戯施設、宿泊施設がそろった大型リゾートです。ご家族での宿泊に向いています
  • ニセコ 粉雪で世界的に知られています。外国語に対応できる指導者が道内で最も多く、本格的に始めたい方に向いています
  • キロロ 積雪が多く、年によっては5月ごろまで営業します。シーズン終盤に行かれる場合の選択肢です
  • 富良野 ニセコより人が少なく落ち着いています。美瑛方面の観光と組み合わせられます
雪に覆われた石造倉庫と、水面に浮かぶろうそくが並ぶ冬の小樽運河
小樽雪あかりの路。2月中旬に運河沿いと街なかの小路で行われます

冬の祭り

雪の上で遊ぶより、雪のある風景を楽しみたい場合は、冬の祭りがあります。多くは1月から2月に道内各地で行われます。

  • さっぽろ雪まつり 最大の祭りです。大通公園に建物ほどの大きさの雪像と氷像が並びます。2月上旬の開催で、市内の宿は早く埋まります
  • 小樽雪あかりの路 運河沿いと街の小路にろうそくの灯りが並びます。国内でも特に雰囲気のよい祭りのひとつです
  • 千歳・支笏湖氷濤まつり 湖の水を吹きつけて作る氷のオブジェが並び、夜は青く照らされます
  • 旭川冬まつり 札幌の雪まつりとほぼ同じ時期に行われます。冬のペンギンの散歩で知られる旭山動物園と合わせて回れます
  • 網走の流氷 砕氷船に乗ってオホーツク海の流氷を見に出ます。1月下旬から3月ごろまでの期間限定です

持ち物と、現地で借りられるもの

北海道の寒さは想像より厳しいことがほとんどですが、すべてを持参する必要はありません。現地で借りたり買ったりしたほうがよいものもあります。

  • 持参するもの 防風防水の上着、防水の手袋、耳まで覆う帽子、マフラー、厚手の靴下。下着は保温性のあるものを
  • 最も重要なのは靴 滑りにくく防水であること。平らな靴底で凍った路面を歩くのは危険です。転倒はゲレンデよりも市街地の歩道で起こります
  • 持参しなくてよいもの ウェアや雪遊びの道具は、どのスキー場でも借りられます。持ち運ぶ必要はありません
  • 現地で買えるもの 貼るカイロは、コンビニエンスストアや薬局で手に入ります
  • 靴に付ける滑り止め 百円ショップや道内の店で手に入ります。価格のわりに役立ちます

無理のない冬の旅程

冬の旅はほかの季節より体力を使います。歩く速さが落ち、厚着になり、日が暮れるのも早くなります。次のように組むと楽になります。

  • 屋外の予定は午前から午後に 冬の北海道は16時ごろには暗くなります
  • ゲレンデは一日に一か所で十分 半日でも疲れます。残りは温泉や屋内の行き先にあてるとちょうどよくなります
  • 移動時間を多めに見ること 路面に雪があると車の速度は落ち、同じ距離でも夏よりかなり時間がかかります
  • 一日の終わりは温泉で 登別、定山渓、洞爺湖は札幌から行ける範囲にあります
  • 吹雪の日の予定は詰め込まないこと 屋外の施設が休止することもあります。屋内の控えを用意しておくと安心です

スキー場も冬の祭りも郊外に点在しており、方向もばらばらです。雪道に慣れたドライバー付きの車であれば、安全面はもちろん、氷点下の中で荷物を持ってバスを待つ必要もなくなります。

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