2026年の紅葉 どこがいつ見ごろか 地域別の予想と名所

2026年9月18日

紅葉は全国で一斉に色づくわけではありません。北から南へ、そして標高の高いところから低いところへと、三か月近くかけて移っていきます。2026年はその全体が平年より遅れる見込みです。この記事では今年の予想と、地域ごとの行き先をまとめました。

今年は全国的に平年より遅い見込み

気象情報会社が9月3日に2026年の第一回紅葉予想を発表しました。全体としては全国的に平年より遅い見込みです。夏の終わりから平年を上回る気温が続いているためです。昨年の記憶のまま計画すると、早く行きすぎることになります。

変わらないのは、北から色づき始めて南へ下りていくこと、そして同じ地域でも高い山は市街地より二週間から三週間早いことです。今年はその全体が後ろにずれています。

地域2026年の見ごろの予想
北海道9月中旬から11月上旬
東北10月上旬から11月下旬
関東 東京を含む10月中旬から12月中旬
九州11月上旬から12月中旬

予想で日付まで示されている主な名所は次のとおりです。

名所見ごろの予想日
旭岳 大雪山 北海道9月14日ごろ
蔵王 山形10月17日ごろ
上高地 長野10月21日ごろ
高尾山 東京11月22日ごろ
嵐山 京都11月24日ごろ

これは第一回の予想で、今後修正されます。次回は10月上旬に発表され、対象の名所が増え、日付もより正確になります。日程がすでに決まっている場合もご心配はいりません。日程を動かすより、その時期に合う行き先を選ぶほうが調整しやすいためです。出発が近づくまで予想を追い、行き先は後から決めることをおすすめします。

青空を背に色づいた北海道のカエデの梢
北海道の紅葉。全国で最も早く色づく地域です(写真 Raita Futo / CC BY 2.0)

北海道と東北 全国で最も早い紅葉

9月から10月に出かけられるのであれば、北の地域が唯一の選択肢です。京都と比べて人がずっと少ない時期でもあります。

  • 大雪山国立公園 北海道 全国で最も早く色づく場所です。旭岳ではロープウェイで高い位置から見渡せます
  • 層雲峡 北海道 高い岩壁が両側に迫り、滝もあります。登らずに歩いて楽しめます
  • 洞爺湖と登別 北海道 紅葉と温泉を一度の旅程にまとめられます
  • 鳴子峡 宮城 東北を代表する撮影地です。赤い橋と、谷全体が色づく眺め
  • 十和田湖と奥入瀬渓流 青森 渓流沿いの長い遊歩道。木陰が多く、どこで撮っても絵になります

中部 紅葉と山の眺めが一度に

10月下旬から11月中旬は中部が最も釣り合いのとれた選択です。紅葉、湖、富士山の眺めを一度の旅程に収められます。

  • 立山黒部アルペンルート ロープウェイとケーブルカーで高所へ。年によっては紅葉と初雪を同時に見られます
  • 上高地 長野 澄んだ川沿いの平坦な地形で、登らずに歩けます
  • 日光 栃木 中禅寺湖、華厳の滝、そして紅葉の中を上っていくいろは坂
  • 箱根 神奈川 紅葉と温泉、芦ノ湖越しの富士山
  • 河口湖 山梨 湖畔のもみじ回廊。夜のライトアップもあり、富士山が背景になります
谷いっぱいの紅葉に包まれた京都の清水寺
紅葉の時期の京都 清水寺(写真 Martin Falbisoner / CC BY-SA 4.0)

京都と関西 紅葉と古い寺

11月下旬から12月上旬が京都の盛りで、一年で最も混み合う時期でもあります。有名な寺では、開門と同時に入らなければ人のいない写真は難しくなります。

  • 清水寺 紅葉に包まれた谷に張り出す木の舞台。紅葉の時期は夜間拝観もあります
  • 東福寺 橋の上から見下ろすもみじの海。この季節の京都で最もよく知られた眺めです
  • 永観堂 古くからもみじで知られ、庭全体をライトアップする夜間拝観があります
  • 嵐山 竹林、川、紅葉が一帯にそろい、一日歩けます
  • 奈良公園 紅葉と鹿を同じ場所で。京都よりは人が少なめです
  • 高野山 和歌山 宿坊に泊まれる山上の寺町。街とはまったく異なる静けさがあります

見ごろを外さないための計画

紅葉は見ごろを外しやすい旅のひとつです。各地の盛りは一週間から二週間しかありません。次のように計画すると安心です。

  • 一か所に絞らないこと まず地域を決め、同じ地域の中に候補を二、三か所用意します。まだ青ければ高いところへ、散っていれば低いところへ移ります
  • 標高で調整すること 同じ地域でも標高が数百メートル違えば、見ごろは一週間ほどずれます
  • 連休を避けること 11月下旬は連休があり、名所は混み合い、山道は渋滞します
  • 宿をほかの季節より早く押さえること 特に京都と箱根は数か月前に埋まります
  • 一日の行き先を欲張らないこと 一日に二、三か所が適当です。それ以上入れると、写真を撮って移動するだけになります

紅葉の名所の多くは山あいや湖の周りにあり、鉄道が通っておらず、バスの本数も少ない場所です。ドライバー付きの車であれば、どこが色づいたかがわかったその日のうちに行き先を変えることもできます。

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